もともと便秘症だったのに、妊娠したら酷くなってますます下剤・便秘薬が手放せなくなったという過去をもつ「こうへいたの母(@kouheitanohaha)」です。
妊娠をきっかけに、妊娠中や産後に便秘に悩まされる女性は多いようです。
妊産婦検診で医師に相談すると

野菜食べて
水分とって
歩いてね!
とありきたりなことを言われます。
そしてたいてい

お薬出しときますね~♡
と、妊婦でも飲める下剤を処方されます。
がしかし! この下剤、妊婦だから軽いっていうわけじゃないものもある。
この記事にあるような

「アントラキノン系の大腸刺激下剤」っていうのが普通に処方されるので、妊婦でも飲めるからとか、医師に処方されたからとか、そんな安易な理由で飲み続けることは、将来的に大変危険なのです。
というわけで、私のように産前産後にひどい便秘に悩まされるママは多い。
下剤・便秘薬の乱用に走ってしまう前に正しい腸活の方法を知って、安心して妊娠・育児ライフを送ってくださいね😃
妊娠中に下剤・便秘薬依存に陥らないで! 母乳育児を三年以上続けているこうへいたの母からのアドバイス
まずは!
妊娠中の便秘がつらくて下剤や便秘薬に依存気味のママに、妊娠中から産後にかけて下剤を飲み続けたこうへいたの母からアドバイス❗
✨これかなり重要なので、便秘に悩む妊婦さんはとくに読んでみてくださいね✨
こうへいたの母は、2015年に息子を産んでから2018年の今まで三年間以上、母乳をあげ続けています。
本当はやめたいけれど、息子の精神安定剤みたいになっちゃってるのでやめ期を逃してしまっただけなのですがw
そんなこうへいたの母からのアドバイス。これから母乳育児で子供を育てていきたいと思っている妊婦さんはとくに
「妊娠中にできれば、下剤や便秘薬を断ち切っておいたほうがいい」
ちょっとキレイな話ではないですが、けっこう切実な経験談。
産後も下剤がやめられなかったこうへいたの母。
下剤っていきなり効いてくるじゃん?
そしてこれはホルモンの関係で母乳を出そうとすると子宮が収縮するかららしいのだけど、おなかが刺激されて授乳中に下剤の便意が起こってしまうことが多かった😳
泣き叫ぶ赤ちゃんを置いて、何度トイレに駆け込んだことか…
息子の人格形成に「うんこ」ごときで悪影響を及ぼしてしまっていたらどうしようと、ぶっちゃけかなり悩みましたw
だけど激しい便意我慢して授乳なんて、子宮はうごめくしで私にはできなかったもの。
(パンツ汚しちゃうのもイヤだし)
息子よすまない。
私は授乳中までも便秘薬を手放せなかったことを激しく後悔しています。
だから妊娠中に便秘症になって下剤を飲み続けている妊婦さんには、ぜひとも早いうちに自然排泄ができる体に戻る努力をすることをおすすめします。
育児で忙しくなってからじゃあ、なかなか対策もできないです。
妊産婦さんが処方されやすい下剤・便秘薬
赤ちゃんに影響のない下剤として私が処方されていたのは
・アローゼン
・ラキソベロン
・マグミット
でした。
アローゼンは漢方系の下剤だけど、確実にアントラキニン系。
漢方だから安全っていうわけじゃないのです。大腸を慢性的に刺激しすぎるのがダメ。
ラキソベロンという液体状の下剤もよく処方されます。
「比較的クセになりにくく、量も増えにくい」
みたいに言われましたが「比較的」です。やっぱり量は増えてゆくし、私の場合はかなり依存しました。
だっておなかが本当にそんなに痛くなく、ソフトな効き目で確実に出るんだもの。もうステキすぎてハマった。
しかしこれはアントラキニン系じゃないけれど、ジフェノール系という大腸刺激性下剤。
なのでやっぱりずっと続けるのはよろしくない。
最後のマグミットなどの酸化マグネシウム製剤はとても処方されやすい薬です。
これは大腸を刺激するタイプではなく、腸内の水分を集めて便を柔らかくして出す系なので、大腸への刺激は少ない。
でも私の場合これがあまり効かなくて、規定量の倍とか飲んでやっとちょっと効果あるという感じでした。
そうなると実はとても危険で、マグネシウムを多量に長期服用した場合、高マグネシウム血症という状態が起こり最悪死に至ることもあるので、刺激が少ないからと言って飲み続けることはやっぱり危険なのです。
妊娠中や産後に便秘になりやすい理由
もともと女性は、男性よりも便秘になりやすい傾向があります。
とくに妊娠中や産後に便秘を経験する女性は多いのですが、それにはいくつか理由があります。
妊娠中や産後のホルモン変化による便秘
生理前や妊娠中は、黄体ホルモンの分泌が増える。
この黄体ホルモンは体内に水分をため込もうとしたり、腸の蠕動運動を抑える作用があるので、便が硬くなって便秘になりやすいのです😱
産後は黄体ホルモンの分泌は減ってきますが、今度は育児による寝不足やストレスでホルモンバランスが乱れて、腸内環境が悪化することによる便秘になりやすくなります。
必要な水分量の増加
赤ちゃんができると必要な栄養摂取量も増えるため、必要な水分量だって増えます。
自分自身への栄養と赤ちゃんのぶんの栄養を血液に乗せて運ぶのため、水分だって二人分必要。
そして二人分の老廃物を体外に排泄するための水分も。
それなのにおなかが大きくなると膀胱が刺激されて水分排泄量も増えるので、便を作るために必要な水分が減ってしまいます。
だから妊娠中は、普段よりもかなり多めに水分を摂取しないと便秘になりやすいのです。
そして産後は母乳育児によって水分がかなり取られます。
それなのに慣れない育児で水分摂取も忘れがち。母乳育児のママは便秘に悩まされることが多いです。
胎児の成長による便秘
赤ちゃんがおなかの中で大きくなってくると、腸が圧迫されます。
そしてさらに、体は赤ちゃんを育てることを優先するので、ますます腸の働きが鈍ります。
産後は出産による傷が怖くてなかなか排泄できない人が多いので、便秘になりやすくなる。
(場所が場所だけに本当に怖かった。帝王切開のママはもっと怖いらしい)
育児の忙しさでトイレに行くタイミングを逃したりもして、さらに腸の働きが鈍くなってゆくという悪循環😰
妊娠中の食の嗜好の変化が原因になる人も
妊娠中、とくにつわり中になぜか、マクドナルドのポテトにハマるという妊婦さんは多いもの。
(私も普段よりもおいしく感じられてときどき食べてたw)
こういったファーストフードやお菓子類は、食物繊維が少なく便秘になりやすい。
つわり中や妊娠後期は人によって食べられるものが限られてくるので、便のカサが減って便秘になりやすいという傾向もあります。
妊娠による体重増加を避けるために、食べる量を極端に減らす傾向にある妊婦さんもいるので、便秘になりやすいという場合もあり。
妊娠中や産後に便秘にならないための解決策
人それぞれに合う方法は違うので、これをしたから必ず治るというわけではありませんが。
たいていの場合ここまですれば、妊娠前からかなりの下剤・便秘薬依存(ピンクの小粒のコーラックなんかを100錠とか)じゃない限りは治る可能性あり。
(ピンクの小粒とかにかなり依存しちゃってる人は、病院に行くことがいちばんの解決策かと思われます)
1に食物繊維、でも合う合わないもあり
便秘に食物繊維は基本だけど。
大量に食べればいいというわけでもないようで、合う合わないもあるみたい。
私は食物繊維をとりすぎると、ものによっては逆に便秘になったりお腹が張ったり、ひどいときには吐き気をもよおすので、つわりがひどいと無駄に吐くという結果になってしまうこともありましたw
それに、妊娠中って食べたくても食べられない時期があるし、特定のものしか食べたくない時期もありますよね。
だから野菜野菜言っていられないこともある。
なので食べられない人は無理に野菜を大量に食べなくてもいいと思います。
今は食物繊維入りの飲料とかお菓子もあるし、シリアルだってかなり美味しいし。
妊婦さんは食べられるもので食物繊維を適度にとってくださいね🙂
私の場合は、クックパッドで見つけた「おから蒸しパン」にハマってよく食べていました♡
このレシピにはお世話になりました。

水分摂取
妊娠中も産後も、赤ちゃんとママのために水分はとても大事。
非妊娠時に必要な水分は1Lから1.5L。妊娠中や産後はそれより多く、2Lは必要と言われています。
でも妊娠中ってつわりで飲んでもすべて吐いちゃうこととかありますよね。
胃にたくさん水分を入れると私の場合吐いてしまうことが多かったです。
だから頑張ってたくさん飲もうとせずに、ペットボトルを持ち歩いて、ちょこちょことこまめに飲むことをおすすめします。
産後の授乳期は「授乳したらコップ一杯」を心がけていました。
水分とらないと母乳も出なくなっちゃうからね。
母乳の出が悪くて困ってるお母さんは、実は水分足りてないってことも多いです。
とにかく歩く
産後は無理、ぜったいに無理! もうほぼ赤ちゃんと引きこもり状態になる。
だからこそ絶対安静とかじゃない歩ける健康な妊婦さんは歩いてほしい。産前の散歩大事です。
おなか大きくて運動できないから、運動すると言ったら歩くことがいちばん安全。
産後はしばらく外出られないから、外の空気吸っておいたほうがいいですよ。
妊娠中の体重増加防止にもなるし、食欲増加してる時期なら食べものに手がでちゃうのを防いでくれるし(途中コンビニに寄ってしまうことも…)
産まれそうな時期になると嫌というほど歩けと言われるので、歩くことに慣れておくことは妊娠したら本当に大事。
便秘にも歩くことは効果あり。
無理しない程度に、でも積極的に散歩してください。
1に運動2に野菜「それでもだめならコーラック」はちょっと待って!
食物繊維、水分、散歩。
お医者様がすすめるすべてをやってみてダメだったから、下剤飲む。
それはちょっと待って!
私はそうしちゃったからのちのち面倒だったわけで。
乳酸菌とかビフィズス菌は試してみた?
ヨーグルトを食べるのもいいけれど、たぶん妊娠中の頑固な便秘にヨーグルトを試すのって大変だだと思う。
つわりで食べても吐いちゃうから意味なし、とかもあるし。
人によって合う菌と合わない菌があるので、複数の菌が入っていないヨーグルトは効果のあるものに出会えるまでにかなりの期間を要する人も多い。
妊娠中にそんなまどろっこしいことやってらんないですよね😞
それに合うヨーグルトがあったとしても、それ産後になくなるたびに誰が買いに行ってくれるの? って話。
しょっちゅう買える手段があればいいけど、確実?
そう考えたら妊婦さんが飲んでも安心なサプリメントで数種類の菌が入っているものを試してみるのが手っ取り早い。
私が試してみたことのあるものだと「乳酸菌革命」は妊娠中や授乳中でも安心して試せます。
乳酸菌革命は菌の種類は16種類、菌の数は1000億個だから、ヨーグルトを地道に試すよりも合う可能性が高い。
原料の大豆とゼラチンのアレルギー持ちの人以外は、妊娠中、授乳中でも飲んで大丈夫。
定期購入で数か月間絶対にやめられないっていうのもないから、合わなければやめられる。
乳酸菌関連のサプリのなかでは、かなりお手軽に試せるかなって思います🙂
乳酸菌革命のレビュー

乳酸菌やビフィズス菌で合うものがなかなか見つからない人
地道にいろんなものを試すのもいいけれど、なかなか見つからない人は見つかる前に
「産まれる~~!!」
になっちゃうかもw
そんなときには手っ取り早く、大腸にいるマイビフィズス菌に頼ってしまうのも手です。
大腸にいる菌は主に「ビフィズス菌」
これはよほどの人じゃない限りいる多かれ少なかれいるので(老人とかになるといなくなる人もいるらしい)ビフィズス菌の「エサ」になるものを入れてあげてビフィズス菌を増やすという手もあります。
大腸にいるビフィズス菌のえさは食物繊維とオリゴ糖
けれども食物繊維は小腸にいるほかの乳酸菌などの菌に食べられてしまうことが多いのです。
しかし、オリゴ糖は小腸では吸収されずに大腸まで届いて、そこでビフィズス菌たちの餌になるので、オリゴ糖の摂取が合う人もいる。
私の場合、実は妊娠中に妊婦さんでも飲めることで有名なオリゴ糖「カイテキオリゴ」を試してみたことがあるんです。
でもそのときは全然効果なくて…

オリゴ糖なんて効果ないやん!
って怒ってましたw
なのに今はオリゴ糖が手放せません。
妊娠中に私は、カイテキオリゴの説明書きにあったように付属のスプーン一杯を守って使っていたのです(スプーン一杯は5g)
で、今私はオリゴ糖を一日10gとって快適。
そう、たぶん量が絶対的に足りなさすぎただけ。
なのでオリゴ糖は合う人には合うんです。
自分に合ったビフィズス菌や乳酸菌を見つけるよりも簡単かも。
けれども調子にのって飲みすぎると
・おなかが張る
・おならが止まらない
・おなかをくだす
みたいな、効きすぎ効果に困ることになるので、飲む量の調整が最初は肝心。
オリゴ糖レビュー

妊婦のための「腸活のススメ」産後ママにも♡ まとめ
妊娠中の便秘に悩む妊婦さんは、自分のため、そして赤ちゃんのためにも切実に早めにやめられることをおすすめします。
私は産後ずいぶんたってから腸活を始めたのですが、今は下剤・便秘薬とは無縁。
私の場合は「ビフィズス菌ロンガム」という菌が合っていることに偶然気づけたので、ビフィズス菌ロンガムの「BB536」とオリゴ糖の摂取が最近のベスト。
そして同じ菌ばかり入れていても効果がなくなってくるみたいなので、ときどき違う菌も入れるべく、水キムチ作って食べたりBB536以外の菌のヨーグルト食べたり、納豆を食べたりしてます。
水キムチの作り方

これで今三か月以上、毎日すっきり快調。下剤・便秘薬は封印。
下剤・便秘薬依存歴トータル15年にも及ぶ歴史にピリオドが打てました♪
下剤・便秘薬でごっそり排泄していてもビクともしなかった産後の体重が、ダイエットも意識しないで腸活だけでマイナス2キロ。
体にとって不自然な行為がどれだけめぐりを悪くしていたことか。
産後ダイエットに悩むママにも、腸活はとてもおすすめです。
それにいきなりくる下剤の効きや、毎日下剤・便秘薬を飲むことによる体の不調もなくなったので、メンタルの面でもイライラがずいぶん減りました。
産後はイライラとの戦いでもあります。だからメンタルはとっても重要。
だから妊娠中から、自分にあった腸活の方法を見つけておくことをおすすめします。
ビフィズス菌BB536


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